マブラヴ オルタネイティブ 終了

長い。熱い。悲しい。救いはあるのか?

戦闘描写(グラフィック)と選択肢の少なさ、あの終わり方以外では最高ランクの作品に入ると思います。

画面がワイド画面。
サウンドが立体表現を可能としている。
と、待たされたかいがあったもんです。
しかし、ストーリーはグロ・・・残酷な部分もあります。

キャラの死の重さ、が凄く伝わってきました。
でも、いろんな面から視ていくと中途半端な感じもあるのですが、ギャルゲーなので目を瞑ります。


特に、任官後から最終決戦までが熱いです。
ラダビノッド司令の演説が遠藤正明さんのCarry on、アニメにマッチして、ホロッときました。

と、言うことで 先のBEAT襲撃により、我が横浜基地は致命的とも言える大損害を被ってしまった。
奮戦虚しく、多くの命と貴重な装備が失われ、正に性も根も尽き果てんばかりであった。
だが・・・・・・見渡してみるがいい。
この死せる大地に花咲かせし正門の桜のごとく、甦りつつある我等の寄る辺を。
傍らに立つ戦友を見るがいい。この危局に際して尚、その眼(まなこ)に激しく燃え立つ気焔を。
我等を突き動かすものは何か。満身創痍の我等が何故(なにゆえ)再び立つのか―――
それは、全身全霊を捧げ絶望に立ち向かう事こそが、生ある者達に課せられた責務であり、人類の勝利に殉じた輩(ともがら)への礼儀であると心得ているからに他ならない。
大地に眠る者達の声を聞け。
海に果てた者達の声を聞け。
空に散った者達の声を聞け。
・・・・・・彼等の悲願に報いる刻が来た。
そして今、若者達が飛び立つ。
鬼籍に入った輩と、我等の悲願を一身に背負い、孤立無援の敵地に赴こうとしているのだ。
歴史が彼等に脚光を浴びせる事が無くとも・・・・・・我等は刻み付けよう。
名を明かす事すら許されぬ彼等の高潔を、我等の魂に刻み付けるのだ。
・・・・・・旅立つ若者達よ。
諸君に戦う術しか教えられなかった我等を許すな。
諸君を戦場に送り出す我等の無能を許すな。
・・・・・・願わくば、諸君の挺身が若者を戦場に送る事無き世の礎とならん事を。


カッコイイ

まだまだ、熱い展開があるのですが、ここが最高です。
帝国海軍の艦長達も熱いです。大和、最上の艦長達とか。